テントサウナの値段は総額4万〜25万円|本体・ストーブ・必需品の合計を楽天の価格で比較【購入とレンタル・川や自宅のルールつき】選び方5つの基準と薪ストーブの安全まで
この記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。
結論
テントサウナは、テント本体・薪ストーブ・必需品(サウナストーン、一酸化炭素チェッカー、耐熱グローブ、薪など)を合わせて総額およそ4万〜25万円です。楽天で多いのはテントとストーブのセットが6万〜9万円台の価格帯で、必需品を足すと7万〜11万円ほどになります。年に4〜5回以上使うなら購入、それより少ないならレンタルが目安です。使う場所は、持ち込みを認めているキャンプ場がいちばん確実で、川や自宅の庭は火気のルールを先に確認する必要があります。
「テントサウナって、結局ぜんぶでいくらかかるの?」
「買ったとして、川や自宅の庭で勝手に使っていいの?」
テントサウナに興味はあっても、テントだけの値段とストーブ付きのセットの値段が混ざっていて、総額が見えずに迷っている方も多いのではないでしょうか。使える場所のルールも、ネットの情報だけでは判断しにくいところです。そこでこの記事では、楽天とメーカーの販売ページで確かめた価格をもとに、本体・ストーブ・必需品の合計を価格帯ごとに表にしました。購入とレンタルの損益分岐、消防庁・保健所・河川事務所などの公的資料で確認した設置場所のルール、薪ストーブで起きる一酸化炭素中毒の防ぎ方まで、サウナ記録アプリ「ととのい時計」の開発チームがまとめています。ぜひ参考にしてください。
先に全体を見たい方へ:テントサウナ以外のサウナハットや時計なども含めた持ち物はサウナグッズのまとめで紹介しています。
1. テントサウナとは?施設のサウナとの違い
テントサウナがどんな道具かを先に押さえておくと、値段の内訳が理解しやすくなります。
テントサウナは、燃えにくい生地のテントの中に薪ストーブを置き、ストーブの上のサウナストーンで室内を温める持ち運べるサウナです。ストーブの煙は煙突でテントの外に出し、サウナストーンに水をかければロウリュもできます。川や湖のそばに建てれば、自然の水がそのまま水風呂になるのが大きな魅力です。
| 比べる点 | テントサウナ | 施設のサウナ | バレルサウナ(自宅設置) |
|---|---|---|---|
| 場所 | 持ち運べる。キャンプ場・川辺・庭 | 決まった施設 | 庭に据え置き |
| 初期費用 | 約4万〜25万円 | なし(1回ごとの入館料) | 数十万円〜(製品による) |
| 準備 | 設営・火おこし・片付けが必要 | 不要 | 火おこし・掃除 |
| 温度管理 | 薪の量で自分で調整。外気温の影響を受ける | 施設が管理 | 自分で調整 |
| 水風呂 | 川・湖・バスタブなどを自分で用意 | あり | 自分で用意 |
施設のサウナと違い、温度・換気・火の始末をすべて自分たちで管理するのがテントサウナです。その分の手間と責任が、値段やルールの話にそのままつながってきます。
2. テントサウナの値段は?総額を価格帯別に表で比較
テントサウナの値段は「テントだけ」「ストーブ付きセット」「必需品まで揃えた総額」で大きく変わるので、ここでは総額で比べます。価格は2026年10月に楽天の検索結果とメーカー直営・正規販売店のページで確認した表示価格をもとにした目安で、セールや在庫で変わります。
2-1. 価格帯別の総額の目安
| 価格帯 | テント本体 | 薪ストーブ | 必需品 | 総額の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 最安クラス(ストーブ付きの格安セット) | セットで約2.8万円〜 | 約1万円 | 約4万円〜 | |
| 本体とストーブを別々に買う | 約2.7万円(4人用・ポップアップ) | 約2.5万〜5.5万円(国産の高級品は10万円超も) | 約1万円 | 約6万〜9万円 |
| 売れ筋のセット品 | テント+ストーブ+ストーンで約6万〜9.5万円 | 約1万円 | 約7万〜11万円 | |
| 高価格帯(多層生地・オールインワン) | 約15万〜24万円台 | 約1万円 | 約16万〜25万円 | |
楽天の検索結果では、ShareFunN(MGC)のポップアップ式4人用テントのセット品が6万〜9万円台、ホンマ製作所の薪ストーブに対応したpastoral nomadのテント本体が2.7万円前後で並んでいます。高価格帯には、3層式の生地を使ったMORZH(モルジュ)の正規品が21万円台、AMBERのオールインワンセットが15万〜24万円台で出ています。
テント単体の値段だけを見て「3万円でできる」と考えると、ストーブと必需品で予算が倍以上になります。商品ページでは、ストーブ・煙突・サウナストーンが含まれているかを必ず確かめてください。
2-2. 本体以外に必要なもの(必需品の値段)
次の表は、テントとストーブのほかに安全と使い勝手のために揃えたいものです。いずれも楽天の検索結果で多かった価格帯です。
| 必需品 | 役割 | 値段の目安 | 優先度 |
|---|---|---|---|
| 一酸化炭素チェッカー | テント内の一酸化炭素の濃度を知らせる | 約1,200〜14,000円 | 必須 |
| サウナストーン | ストーブの熱をためてロウリュに使う(セットに含まれない場合) | 約3,000〜10,000円(8〜20kg) | 必須 |
| 耐熱グローブ | ストーブの扉・薪の出し入れでのやけどを防ぐ | 約800〜2,400円 | 必須 |
| 乾いた薪 | 燃料。湿った薪は煙と不完全燃焼のもと | 約2,000円〜(10kg) | 必須 |
| スパークアレスター | 煙突の先につけて火の粉の飛び出しを減らす | 約1,500〜4,000円 | 付属しなければ用意 |
| 消火器・消火用の水 | 初期消火。自宅の庭では条例の基準に関わる | 製品による | 必須 |
| ポータブルバスタブ | 川や湖がない場所の水風呂 | 約2,800〜30,000円 | 場所しだい |
これに加えて、使うたびに薪代、キャンプ場の利用料、車での移動費がかかります。キャンプ場によってはテントサウナの持ち込みに別料金を設けているところもあるので、予約の時点で確認しておくと安心です。
テントサウナのセットを最新価格でチェック
画像はイメージです。価格・在庫・仕様は各サイトでご確認ください。当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加し、リンクから収益を得る場合があります。
3. 購入とレンタルはどっちがお得?回数で決める
テントサウナは「何回使うか」でお得な選択が変わります。購入とレンタルの違いを表にし、損益分岐の目安を計算しました。
| 比べる点 | 購入 | レンタル |
|---|---|---|
| 費用 | 最初に約7万〜11万円(売れ筋セット+必需品) | 使うたびに支払う |
| 保管 | 収納袋とストーブ・ストーンを置く場所が必要 | 不要 |
| 運搬 | ストーブとストーンが重く、車がほぼ必須 | 配送プランなら現地や自宅に届く場合がある |
| 手入れ | 使用後の乾燥・灰の処理・煙突の掃除を自分で | 返却前の片付け程度(条件は業者による) |
| 向いている人 | 年に何度も使う・好みの道具にこだわりたい | まず試したい・年に1〜2回 |
3-1. 何回使えば購入のほうが安い?
レンタル料金は業者や期間、配送の有無で大きく違うため、ここでは1回あたりの費用を仮に決めて計算します。購入費は、売れ筋のセット品に必需品を足した9万円とします。
| 1回のレンタル費用(仮定) | 9万円に届く回数 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 1万5,000円 | 6回 | 年3回なら2年で元が取れる |
| 2万円 | 4.5回 | 年に4〜5回以上使うなら購入 |
| 3万円 | 3回 | 3回以上使う見込みがあれば購入 |
購入した場合も、薪代や消耗品、生地の傷みによる買い替えはかかります。逆にレンタルは、保管場所や車がない人にとっては値段以上の価値があります。最初の1回はレンタルかキャンプ場の貸し出しで試し、続けたいと思ったら購入するのが失敗の少ない順番です。
3-2. レンタルの3つの形
- レンタル業者の配送:テントとストーブを数日単位で借りる形です。たとえばイベント機材レンタルのイベント21は、テント・薪ストーブ・煙突のセットを全国配送で扱い、公式サイトの料金表では追加1日が13,200円(税込)です。
- キャンプ場の貸し出し:テントサウナを貸し出しているキャンプ場では、運搬も設営の道具集めも不要です。薪が料金に含まれるかは施設ごとに違います。
- 自治体の貸し出し:新潟県の村上地域振興局のように、地域振興のためにテントサウナを貸し出している自治体もあります(2026年10月に確認した時点では、修理のため一時休止と案内されています)。
レンタルでも、使用中のトラブルは利用者の責任とする規約が一般的です。借りる前に、付属品(一酸化炭素チェッカーや消火器の有無)、破損時の負担、返却時の灰の扱いを確認してください。
4. テントサウナの選び方5つの基準
値段の次に迷うのが、どのテントを選ぶかです。人数・重さ・設営時間・耐熱・ストーブの種類の5つで考えると、自分に合う候補が絞れます。
| 基準 | 見るところ | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| ① 人数 | 外寸・内寸と「〇人用」の表記 | 表記の人数は詰めて座った場合が多い。ゆったり使うなら表記より1人少なく考える |
| ② 重さ・持ち運び | テント・ストーブ・ストーンそれぞれの重量 | 駐車場から設営場所まで運べるか。ストーブとストーンが特に重い |
| ③ 設営時間 | ポップアップ式か、ポールを組む式か | ポップアップ式は「60秒」「1分」で広がる製品が多く、初心者向き |
| ④ 耐熱・断熱 | 難燃・防炎の生地か、生地の層の数、煙突穴の耐熱処理 | 多層の生地ほど温まりやすく外気の影響を受けにくいが、値段と重さが上がる |
| ⑤ ストーブの種類 | 薪か電気か、出力、ロウリュに対応しているか | 屋外で使うなら薪ストーブが主流。テントとストーブが対応している組み合わせかを確認 |
4-1. 人数とサイズ
楽天の検索結果に並ぶテントサウナは、外寸220〜225cm四方の4人用が中心です。家族や友人と使うならこのサイズが基本で、2人なら一回り小さいサイズにすると温まるのも早くなります。広いテントほど室内を温めるのに薪が多く要り、寒い時期は温度が上がりにくくなります。
4-2. 重さと持ち運び
テント本体は収納袋に入れて持ち運べますが、鉄製の薪ストーブとサウナストーンを合わせると、1人で一度に運ぶのは難しい重さになります。キャンプ場の区画まで車を横付けできるか、手で運ぶ距離はどのくらいかを考えて選んでください。テントとストーブをリュックにまとめたバックパック型の製品(MOBIBAなど)もあります。
4-3. 設営時間
ポップアップ式は傘のように広げるだけで形になるため、設営の手間が小さく済みます。ポールを組む式は時間がかかる代わりに、大型のものや自立するものがあります。どちらも、ペグとロープでしっかり固定しないと、風でストーブごと倒れるおそれがあります。
4-4. 耐熱と断熱
テントサウナの生地は、ストーブの熱に耐えるよう難燃や防炎の加工をしたものが使われます。高価格帯には3層式のように断熱層を重ねた生地があり、温まりやすく熱が逃げにくいのが特長です。煙突がテントを貫く部分に耐熱の当て布や煙突ガードが付いているかも確認しましょう。
4-5. ストーブの種類
楽天の検索結果では、テントサウナのセット品はほとんどが薪ストーブ付きです。電気ストーブは煙が出ない代わりに電源が必要で、屋外での防水や配線の安全も考えなければなりません。2026年に改正された火災予防条例では、屋外のテント型サウナのうち、薪か電気を熱源とし、ストーブの定格出力が6キロワット以下のものを「簡易サウナ設備」として扱っています(千葉市消防局)。出力はメーカーの仕様書で確認できます。
テントサウナ・薪ストーブを最新価格でチェック
画像はイメージです。価格・在庫・仕様は各サイトでご確認ください。当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加し、リンクから収益を得る場合があります。
5. どこで使える?川・キャンプ場・自宅の庭のルール
テントサウナは「買ったらどこでも使える」わけではありません。場所ごとに関わる法律や決まりが違うので、公的機関の案内で確かめた内容を整理します。
| 場所 | 関わる決まり | 確認先 | 使いやすさ |
|---|---|---|---|
| キャンプ場 | 各キャンプ場のルール(火気・持ち込み可否) | キャンプ場 | いちばん確実 |
| 川(河川敷) | 河川法、河川ごとの直火・焚き火の禁止 | 河川事務所・自治体 | 場所によっては不可 |
| 国立・国定公園の中 | 自然公園法(地域によって許可が必要) | 環境省・自治体 | 場所しだい |
| 自宅の庭 | 火災予防条例(簡易サウナ設備の基準)、近隣への配慮、賃貸・管理規約 | 地域の消防署・管理会社 | 基準を満たせば可 |
5-1. キャンプ場:持ち込み可を確認してから
もっとも確実なのは、テントサウナの持ち込みを認めているキャンプ場です。焚き火ができるキャンプ場でも、テントサウナは別扱いにしているところがあるので、予約時に「テントサウナを持ち込めるか」を直接確認してください。関東でも、川の水を水風呂にできる持ち込み可のキャンプ場は東京都の檜原村や日の出町、神奈川県の相模原市、千葉県の大多喜町などに見られます。
個人で楽しむ分には、キャンプ場でのテントサウナに保健所が所管する法律上の特別な制限はない、と東京都西多摩保健所は案内しています。
5-2. 川(河川敷):直火・焚き火の禁止に注意
長野県の回答によると、河川敷は営利活動や継続的・独占的な使用でない限り、公共の空間として誰もが自由に利用できます。ただし騒音や臭いで他の利用者や近隣住民の迷惑にならない配慮が必要で、使い方によっては河川管理者の許可が要ります。
また、国土交通省の河川事務所のなかには、火災や河川管理施設の損傷を理由に河川敷での焚き火を禁止し、バーベキューも直火を禁止しているところがあります(下館河川事務所のQ&A)。薪ストーブが認められるかは川ごとに違うため、必ずその川を管理する事務所か自治体に確認してください。
5-3. 自宅の庭:2026年の「簡易サウナ設備」の基準
テントサウナやバレルサウナの普及を受けて、総務省消防庁の基準が見直され、各地の火災予防条例が改正されました。千葉市では2026年3月31日に施行されています(千葉市消防局)。
- 対象:屋外に設けるテント型・バレル型のサウナで、ストーブの定格出力が6キロワット以下、熱源が薪か電気のもの
- 主な基準:周りの可燃物が高温にならない安全な距離を取る、異常な温度上昇のときに熱源を止める装置を付ける(薪の場合は消火器の設置で代えられる)、不燃材料のたき殻受けを付ける、転倒防止の措置をとる、定期的に点検する
- 届出:個人が設けるものは設置の届出の対象外。ただし個人事業主が事業のために設けるものは届出が必要(総務省消防庁の意見募集への回答)
届出が要らなくても、基準そのものは守る必要があります。具体的な距離などは自治体の条例で決まるので、住んでいる地域の消防署に確認してください。煙や臭いで近所とトラブルになるおそれもあるため、風向きや時間帯への配慮も欠かせません。賃貸住宅や集合住宅では、管理会社や管理規約の確認が先です。
5-4. 人に入らせてお金を取るなら公衆浴場法
東京都西多摩保健所によると、他の人を入浴させる営業をする場合は、テントを設営するたびに公衆浴場法の許可が必要です。キャンプ場が宿泊者以外にも使わせる場合や、キャンプ場の経営者以外の人が設置して他の人に使わせる場合も含まれます(東京都西多摩保健所)。友人どうしで楽しむのとは扱いが違う点に注意してください。
6. 薪ストーブの安全:一酸化炭素・やけど・火の粉
テントサウナは、閉じた空間で火を燃やす道具です。施設のサウナにはない危険があるので、事故の実例と防ぎ方を押さえておきましょう。
消費者庁の注意喚起(2024年6月)によると、事故情報データバンクに登録されたサウナ浴の事故は78件・受傷者82人で、そのうち「屋外(アウトドア)」で2人、「住宅(家庭用サウナ)」で4人がけがをしています。受傷内容はやけどが31件で最も多く、一酸化炭素中毒も3件ありました。
6-1. 一酸化炭素中毒を防ぐ
燃焼に必要な空気が足りないと不完全燃焼が起き、一酸化炭素が発生します。一酸化炭素は無色・無臭で気づきにくく、血液が酸素を運ぶ力を下げるため、微量でも死に至ることがあると製品評価技術基盤機構(NITE)は注意を呼びかけています。
- 一酸化炭素チェッカーをテント内に置く:座る高さ付近に置き、使う前に電池と動作を確認します。
- 換気口を閉め切らない:寒くてもテントの換気口はふさがず、煙突の詰まりがないか確かめます。
- 乾いた薪を使う:湿った薪は煙が多く、うまく燃えません。
- テントの中で寝ない:火を入れたままのテントで眠るのは避けてください。
- 頭痛・吐き気・めまいを感じたらすぐ外へ:全員でテントを出て、新鮮な空気を吸います。
6-2. やけど・火の粉・転倒を防ぐ
- ストーブと煙突に触れない:ストーブまわりに柵や遮熱板があるテントを選ぶか、座る位置を離します。薪をくべるときは耐熱グローブを使います。
- ロウリュは少しずつ:サウナストーンに一度に大量の水をかけると、高温の蒸気が大量に出てやけどのおそれがあると消費者庁も注意しています。
- 火の粉対策:煙突の先にスパークアレスターを付け、乾いた草や落ち葉の上には建てません。
- 強風の日は使わない:テントがあおられてストーブが倒れる危険があります。ペグとロープで固定します。
- 灰は完全に消してから処理:持ち帰るか、キャンプ場の指定の場所に捨てます。
6-3. 体調と飲酒
テントサウナはキャンプと一緒に楽しむことが多く、お酒が近くにある場面が増えます。飲酒しながらのサウナは、低血圧や不整脈、突然死のリスクを高めると指摘されています(Hannuksela ら, 2001)。消費者庁も、飲酒後(二日酔いを含む)、体調不良や発熱があるとき、食事や運動の直後はサウナの利用を避けるよう案内しています。サウナが体に与える負担はサウナの危険とデメリットでまとめています。
テントサウナでは、施設のように見回るスタッフがいません。1人で入らない、入っている人の様子を外から声をかけて確かめる、をルールにしてください。子どもや体調に不安がある人が一緒のときは特に注意が必要です。
テントサウナの安全グッズを最新価格でチェック
画像はイメージです。価格・在庫・仕様は各サイトでご確認ください。当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加し、リンクから収益を得る場合があります。
7. テントサウナの入り方とロウリュ・水風呂
テントサウナは室温が外気や薪の量で上下しやすく、施設のサウナより温度が読みにくいのが特徴です。準備から入り方の流れを押さえておくと、安全に楽しめます。
- 設営と火入れ:平らで燃えやすいものがない場所にテントを建て、ストーブに火を入れます。室内が温まるまで時間がかかるので、早めに火を入れます。
- 温度計で確かめる:テント内に温度計を下げ、座る高さの温度を見ます。上と下で温度差が大きいのもテントサウナの特徴です。
- サウナ:はじめは短めにして、汗が出てしっかり温まったら出ます。
- 水風呂:川や湖、バスタブで体を冷やします。かけ水をしてから入ります。
- 休憩・外気浴:イスに座って体を休めます。自然の中での外気浴はテントサウナの大きな魅力です。
同じ温度でも、湿度が上がると体の負担は大きくなります。80℃のサウナで心拍数は約60%上がり、湿度を上げて限界まで入った場合は約130%上がったという実験があります(Kukkonen-Harjula ら, 1989)。狭いテントではロウリュの蒸気がすぐに全体に回るので、少量ずつ様子を見ながら行ってください。ロウリュの仕組みや施設での楽しみ方はロウリュ・アウフグースとはで解説しています。
7-1. サウナストーンの選び方
サウナストーンは、熱をためて蒸気を出すための石です。楽天では国産の輝緑岩などが8〜20kg単位で売られています。セットに含まれていない場合は、ストーブのストーン置き場の大きさに合う量を選んでください。割れたり細かく砕けたりした石は、蒸気の出方が悪くなるので入れ替えます。
7-2. 川の水風呂の注意
川の水風呂は気持ちいい反面、流れや深さが場所によって大きく違います。流れの速いところや深いところに入らない、必ず誰かが見ている状態で入る、雨の後の増水時は入らない、を守ってください。サウナの直後に急に冷たい水に入ると血圧が200mmHg程度まで上がった報告もあると消費者庁は紹介しています。水風呂の入り方は水風呂の入り方と効果、休憩のとり方は外気浴のやり方を参考にしてください。基本の流れはサウナの入り方(何分・何セット)でも詳しく解説しています。
7-3. テントサウナの1日を記録しておく
テントサウナは毎回、外気温も室温も違うので、「何分入って、どのくらい休んだら気持ちよかったか」を残しておくと次に生かせます。ととのい時計は、iPhone・Apple Watch・Android で使えるサウナ記録アプリです。高温浴・水風呂・休憩の3つのタイマーがあり、Apple Watch で測った心拍から温まり・冷え・回復・時間バランスの4つの要素で0〜100の「ととのいスコア」を出します。セットごとの心拍グラフ、履歴、施設名の記録にも対応しているので、キャンプ場や川の名前を残しておけます。
テントサウナで使うものを最新価格でチェック
画像はイメージです。価格・在庫・仕様は各サイトでご確認ください。当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加し、リンクから収益を得る場合があります。
8. 使った後の乾燥・お手入れ・保管
テントサウナを長く使えるかどうかは、使った後の手入れで決まります。高い買い物を無駄にしないために、片付けの手順を押さえておきましょう。
- ストーブが冷えてから片付ける:煙突やストーブは使用後もしばらく高温です。灰は完全に火が消えたのを確かめてから処理します。
- テントはしっかり乾かす:テントサウナの生地は汗と蒸気で湿っています。湿ったまま収納するとカビやにおいの原因になるので、帰宅後に広げて干します。
- 煙突のすすを落とす:すすがたまると煙の通りが悪くなります。ときどきブラシで掃除します。
- ストーブのさび対策:鉄製のストーブは雨や湿気でさびます。乾いた場所に保管します。
- 使う前に点検:生地の穴や焦げ、煙突穴まわりの傷み、ペグやロープの劣化を確かめます。火災予防条例の基準でも定期的な点検が求められています。
保管には、収納袋に入れたテントのほか、ストーブ・煙突・ストーンを置く場所が要ります。購入を考えるときは、この置き場所があるかも合わせて確認してください。
9. よくある質問
テントサウナの値段は全部でいくら?
テント本体・薪ストーブ・必需品(サウナストーン、一酸化炭素チェッカー、耐熱グローブ、薪など)を合わせて、総額で約4万〜25万円が目安です。楽天で多いのは、テントとストーブのセットが6万〜9万円台の価格帯で、必需品を足すと7万〜11万円ほどになります。価格は変わるので、最新は各販売ページで確認してください。
買うのとレンタル、どちらがお得?
年に数回使うかどうかで決まります。セットを買うと7万〜11万円ほどかかる一方、レンタルは1回ごとの費用で済みます。1回のレンタル費用が2万円なら、4〜5回使う見込みがあれば購入のほうが安くなる計算です。保管場所と車があるか、乾燥の手間をかけられるかも判断材料になります。
川でテントサウナをしてもいい?
川(河川敷)は誰でも自由に使える公共の場所ですが、独り占めするような使い方や継続的な使用は河川管理者の許可が必要になる場合があります。直火や焚き火を禁止している河川も多いので、薪ストーブを使う前に、その川の河川事務所や自治体に確認してください。持ち込み可と明示している川沿いのキャンプ場を使うのが確実です。
自宅の庭でテントサウナを使うのに届出は必要?
2026年に各地の火災予防条例が改正され、屋外に置く薪・電気のテント型サウナ(ストーブ出力6キロワット以下)は「簡易サウナ設備」として基準が定められました。個人が設けるものは設置の届出の対象外ですが、周りの可燃物との距離や消火器などの基準は自治体の条例で決まっています。近所への煙の配慮も含め、住んでいる地域の消防署に確認してください。
テントサウナで一酸化炭素中毒になることはある?
あります。薪ストーブは換気が足りないと不完全燃焼を起こし、無色・無臭の一酸化炭素が出ます。消費者庁が集計したサウナ浴の事故82人のうち、一酸化炭素中毒は3件ありました。テント内に一酸化炭素チェッカーを置く、換気口を閉め切らない、テントの中で寝ない、の3つを守ってください。
1人用のテントサウナはある?
あります。ただし楽天の検索結果に並ぶテントサウナは3〜4人用が中心で、1人用はストーブを置かないスチーム式や遠赤外線式の室内向け製品が多く混ざります。薪ストーブで屋外で使いたい場合は、2人用の小さめのサイズを選び、仕様表でストーブに対応しているかを確認してください。
テントサウナに水風呂は必要?
必須ではありません。川や湖に入れる場所ならそれが水風呂になり、自宅ならポータブルバスタブや水シャワーでも代わりになります。急に冷たい水に入ると血圧が大きく上がることがあるので、かけ水で体を慣らしてから入る、苦手なら外気浴だけにする、という選び方でかまいません。
10. まとめ
テントサウナは、本体の値段だけでなく、ストーブと必需品を含めた総額で考えるのが失敗しないコツです。最後にポイントを振り返ります。
- 総額の目安は約4万〜25万円。売れ筋のセット品に必需品を足すと7万〜11万円ほど
- 年に4〜5回以上使うなら購入、それ未満ならレンタルやキャンプ場の貸し出しから試す
- 選び方は人数・重さ・設営時間・耐熱・ストーブの種類の5つで比べる
- 使う場所は持ち込み可のキャンプ場が確実。川は直火・焚き火の禁止を、自宅は2026年の簡易サウナ設備の基準を確認する
- 一酸化炭素チェッカーを置き、換気口を閉め切らず、テントの中で寝ない。飲酒後は入らない
まずは近くの持ち込み可のキャンプ場か、テントサウナを貸し出している施設を探して、1回試してみてください。サウナハットなど一緒に揃えたい道具はサウナグッズのまとめで紹介しています。