「オイリー」スイング— モリカワの淀みないリズムとフェードの精度
米国の解説者はモリカワのスイングを「オイリー」と呼びます。関節にオイルを塗りたくったように、淀みなく滑らかに体が動くからです。強みはいつも変わらないリズムと力みのない滑らかさ。トップからは手首の角度がほとんど変化しない状態で腕とクラブを下ろし、強烈なタメが作られます。持ち球のフェードを自在に打ち分け、ロング番手は寛容性、ショート番手は操作性と「縦の距離の流れ」を最重視した個人最適化のアイアン構成も特徴です。
2026-09-28更新 / 5,979ラウンド分析
コリン・モリカワのスイング 4つの特徴
1淀みのない「オイリー」な動き
関節にオイルを塗ったように滑らかで、力みが一切ない。いつも変わらないリズムが再現性を生みます。
2手首の角度を保ったまま下ろす強いタメ
トップから手首の角度をほとんど変えずに腕とクラブを下ろすため、強烈なタメが自然にできます。
3フェードを自在に打ち分ける
優れたフェードヒッターとして知られ、曲がり幅を自在にコントロール。2026年のバーディ率4.45は2位です。
4縦の距離を最重視したアイアン構成
ロング番手は中空系で寛容性、ショート番手は操作性重視。距離の「縦の流れ」を最優先に個人最適化しています。
※ スイングの分析は、ツアー中継・主要ゴルフメディアのレッスン解説で共通して指摘されている特徴を整理したものです。
スイングとクラブセッティングはつながっている
コリン・モリカワのスイングの思想は「再現性」です。その思想はクラブにも表れています。 ドライバーはテーラーメイド Qi4D LS。 モリカワの哲学は「強みの道具は変えない」。最も得意なアイアンは2018年発売モデルを使い続け、距離感のブレを徹底的に排除しています。アマチュアもショートゲームやアイアンなど「スコアの土台になる道具」ほど、コロコロ替えずに使い込む方が安定します。
【本題】アマチュアはどこを真似るべきか
「リズムを変えない」はモリカワから学べる最大の教訓です。力むとリズムが速くなり、オイリーさが消えます。手首の角度を保つタメは、素振りでトップの手首の形を覚えるところから。アイアンは「縦の距離」で選ぶという発想も、アマチュアのセッティングにそのまま使えます。
GolfCounterの実データ
平均121.9
GolfCounterに記録されたアマチュアの平均スコアは121.9(5,979ラウンド)。 このスコア帯で最も効くのは、飛距離アップではなく「曲がらない」「ミスの幅を小さくする」こと。コリン・モリカワのスイングが教えてくれるのは、まさにそこです。
① フェースを開かないバックスイングを試す
ハーフウェイバックでフェースがややシャット(下向き)になっているか、スマホで撮って確認。開いていたら、手首を使わず体の回転だけで上げる意識に変えます。
② その場で回る
左右にスウェイしないよう、頭の位置を変えずに回転。ボールとの距離が一定になり、ミート率が上がります。
③ 振り切れるシャフトを選ぶ
トッププロでも軽量シャフトで戦っています。重く硬いシャフトで振り遅れているなら、軽くする方が方向性も飛距離も安定します。
コリン・モリカワのスイング・パターに関するよくある質問
モリカワの「オイリースイング」とは?
関節にオイルを塗ったように淀みなく滑らかに体が動くスイングのこと。米国の解説者が名付けた表現で、変わらないリズムと力みのなさが特徴です。
モリカワの持ち球は?
フェードです。曲がり幅を自在に打ち分けるアイアンの精度が世界屈指と評されます。
モリカワのクラブは?
詳しいセッティングはクラブセッティングのページにまとめています。