「トップの間」でつかまえる— フリートウッドの風に強いスイング
フリートウッドのスイングは、ダウンスイングからインパクトにかけて上体が右に倒れるのが目立ちますが、それを機能させているのがトップからの「間」です。トップで腰が左にスライドする間があることでクラブを振るスペースができ、ボールがつかまります。左手をかぶせたフックグリップでフェースローテーションを抑え、右つま先を多めに開いてインサイドから引き下ろす。風に強い球を打つための設計です。
2026-09-28更新 / 5,979ラウンド分析
トミー・フリートウッドのスイング 4つの特徴
1トップの「間」で腰が左にスライド
トップからダウンに入る一瞬、腰が左へスライドする間があります。これでクラブを振るスペースが生まれ、ボールがつかまります。
2左手をかぶせたフックグリップ
左手をかぶせて握ることでフェースローテーションが抑えられ、ラインを出しやすくなります。方向性の土台です。
3右つま先を多めに開くアドレス
右つま先を開いて構えるのは、インサイドから入れやすくするため。風に強い低い球を打つ意図があると解説されています。
4リカバリー率4位、平均ストローク6位(2026年)
飛距離304ヤード(95位)でも、フェアウェイキープ率67.8%(14位)とリカバリー率65.4%(4位)でスコアを作っています。
※ スイングの分析は、ツアー中継・主要ゴルフメディアのレッスン解説で共通して指摘されている特徴を整理したものです。
スイングとクラブセッティングはつながっている
トミー・フリートウッドのスイングの思想は「再現性」です。その思想はクラブにも表れています。 ドライバーはテーラーメイド Qi4D LSにFujikura Ventus TR Blue 6 X。 ウッド系はFujikura・Mitsubishi系の軽量高剛性シャフト、アイアン・ウェッジはTrue Temperスチールで統一し、番手ごとに重量・剛性を変えることで弾道の高さとスピン量を精密にコントロールしています。
パターはテーラーメイド Spider Tour Black(Short Slantネック / 2025年4月頃にブレードからマレットに変更)。直進安定性の高い大型マレットで、ストロークもスイングと同じく「余計な動きを減らす」方向で作られています。
【本題】アマチュアはどこを真似るべきか
「トップで一瞬の間を作る」は、切り返しが速くて振り遅れる人に効きます。フックグリップでローテーションを抑える打ち方はスライサー向き。右つま先を開くのはインサイドから振れない人の応急処置としても使えます。
GolfCounterの実データ
平均121.9
GolfCounterに記録されたアマチュアの平均スコアは121.9(5,979ラウンド)。 このスコア帯で最も効くのは、飛距離アップではなく「曲がらない」「ミスの幅を小さくする」こと。トミー・フリートウッドのスイングが教えてくれるのは、まさにそこです。
① フェースを開かないバックスイングを試す
ハーフウェイバックでフェースがややシャット(下向き)になっているか、スマホで撮って確認。開いていたら、手首を使わず体の回転だけで上げる意識に変えます。
② その場で回る
左右にスウェイしないよう、頭の位置を変えずに回転。ボールとの距離が一定になり、ミート率が上がります。
③ 振り切れるシャフトを選ぶ
トッププロでも軽量シャフトで戦っています。重く硬いシャフトで振り遅れているなら、軽くする方が方向性も飛距離も安定します。
トミー・フリートウッドのスイング・パターに関するよくある質問
フリートウッドのスイングの特徴は?
トップからの「間」で腰を左にスライドさせてスペースを作り、フックグリップでフェースローテーションを抑えること。右つま先を開き、インサイドから風に強い球を打ちます。
フリートウッドの飛距離は?
2026年のドライビングディスタンスは304ヤード(95位)。フェアウェイキープ率(14位)とリカバリー率(4位)で勝負するタイプです。
フリートウッドのクラブは?
詳しいセッティングはクラブセッティングのページにまとめています。