手首を使わず体で運ぶ— 吉田優利の「ヘッドを下げて構える」ドライバースイング
プロゴルファー中村修は、2025年に9打差で圧勝した吉田優利のドライバースイングの鍵をアドレスの変化に見ています。手元を上げてヘッドを下げて構えるように変化し、手首のコックの動きを最小化。テークバックで左腕が地面と平行になる位置でシャフトが90度より下回っているため、手首の動きが抑えられています。切り返しでは左へ踏み込んで下半身を先行させ、胸を開かずに腕を下ろすことで上下半身の捻転差を生み、ダウンでは下半身リードの回転力と、左ひざを伸ばす縦の力で体をターン。その週の平均飛距離は246.167ヤード、フェアウェイキープ率83.33%(2位)でした。水平方向の力、回転力、縦方向の力という3要素のバランスと、リズム感のよい一定のテンポが安定性の源です。
2026-09-28更新 / 5,979ラウンド分析
吉田優利のスイング 4つの特徴
1手元を上げ、ヘッドを下げて構える
アドレスで手首のコックを最小化。手首の余計な動きが入らないため、フェース向きが安定します。
2左腕が平行の位置でシャフトは90度以下
テークバックで手首を使わず、体の回転でクラブを上げていきます。
3左へ踏み込み、胸を開かず腕を下ろす
下半身先行で捻転差を作り、胸を開かずに腕が下りるため、インサイドから正確に当たります。
4左ひざを伸ばす縦の力
下半身リードの回転力に、左ひざを伸ばす縦の力を加えて体をターン。3要素のバランスで飛距離と方向性を両立します。
※ スイングの分析は、ツアー中継・主要ゴルフメディアのレッスン解説で共通して指摘されている特徴を整理したものです。
スイングとクラブセッティングはつながっている
吉田優利のスイングの思想は「再現性」です。その思想はクラブにも表れています。 ドライバーはブリヂストン BX1ST(9.5°)にフジクラ SPEEDER NX GREEN(50g台・S)。 ウッドはSPEEDER NX GREENで統一し、UTはThe ATTAS、アイアン・ウェッジはKBS TOUR系という組み合わせ。手首の動きを最小限にして体の回転で振るスイングに合わせ、アイアンにはしっかりした重量のスチールを選んでいます。
パターはオデッセイ O-WORKS ブラック #2W。直進安定性の高い大型マレットで、ストロークもスイングと同じく「余計な動きを減らす」方向で作られています。
【本題】アマチュアはどこを真似るべきか
手首を使いすぎてフェースが暴れる人は、吉田プロのように「ヘッドを下げて構える」だけでコックが減ります。切り返しは左へ踏み込んでから腕を下ろす順番。一定のテンポで振ることが、9打差圧勝を支えたフェアウェイキープ率83%の正体です。
GolfCounterの実データ
平均121.9
GolfCounterに記録されたアマチュアの平均スコアは121.9(5,979ラウンド)。 このスコア帯で最も効くのは、飛距離アップではなく「曲がらない」「ミスの幅を小さくする」こと。吉田優利のスイングが教えてくれるのは、まさにそこです。
① フェースを開かないバックスイングを試す
ハーフウェイバックでフェースがややシャット(下向き)になっているか、スマホで撮って確認。開いていたら、手首を使わず体の回転だけで上げる意識に変えます。
② その場で回る
左右にスウェイしないよう、頭の位置を変えずに回転。ボールとの距離が一定になり、ミート率が上がります。
③ 振り切れるシャフトを選ぶ
トッププロでも軽量シャフトで戦っています。重く硬いシャフトで振り遅れているなら、軽くする方が方向性も飛距離も安定します。
吉田優利のスイング・パターに関するよくある質問
吉田優利のスイングの特徴は?
手元を上げヘッドを下げて構え、手首のコックを最小化。左へ踏み込む下半身先行で胸を開かずに腕を下ろし、左ひざを伸ばす縦の力で体をターンします。
吉田優利の飛距離は?
2026年米ツアーのドライビングディスタンスは258ヤード(122位)。フェアウェイキープ率71.1%(35位)の正確さで戦うタイプです。
吉田優利のクラブは?
詳しいセッティングはクラブセッティングのページにまとめています。