背中が飛球線を向く深い捻転— ホブランの「右手首背屈」インパクト
ホブランのスイングで特徴的なのは、体の捻転がとても深いことと、右手首の背屈を維持したままインパクトすることです。捻転の深さは正面から見ると背中が完全に飛球線を向くほどで、上半身と下半身の捻転差が強烈に作られます。ヘッドがボールに当たる直前まで右手首の背屈を保つため、右手・右腕の送り込みで強く叩け、入射角が安定して弾道のばらつきを抑えられます。ダウンからインパクトで上体の傾きが変わらず、前傾がしっかり保たれているのも特徴です。
2026-09-28更新 / 5,979ラウンド分析
ビクトル・ホブランドのスイング 4つの特徴
1背中が飛球線を向く深い捻転
正面から見て背中が完全に飛球線を向くほどの深い捻転。上半身と下半身の捻転差が強烈で、パワーの源です。
2右手首の背屈を維持してインパクト
インパクト直前まで右手首の背屈を保つため、右手・右腕の送り込みで強く叩けます。
3入射角が安定
背屈を保つことで入射角が安定し、弾道のばらつきを抑えられます。フェアウェイキープ率65.2%(24位)の土台です。
4前傾角度をキープ
ダウンからインパクトへ上体の傾きが変わらず、前傾がしっかり保たれます。アプローチではバックスイングをゆっくり上げないのも特徴です。
※ スイングの分析は、ツアー中継・主要ゴルフメディアのレッスン解説で共通して指摘されている特徴を整理したものです。
スイングとクラブセッティングはつながっている
ビクトル・ホブランドのスイングの思想は「再現性」です。その思想はクラブにも表れています。 ドライバーはピン G425 LSTにFujikura Speeder 661 TR X。 ドライバーとフェアウェイウッドにはFujikura系の低スピン設計シャフトを採用し、アイアンはKBS重量スチールで打点のブレを排除。ウェッジもDynamic Gold Tour Issueに統一し、クラブ間のシャフト感覚を揃えることで再現性を高めています。
パターはピン PLD DS 72 Prototype(2020年Puerto Rico Open初優勝時から継続使用。ロフト2.5°、36インチ)。直進安定性の高い大型マレットで、ストロークもスイングと同じく「余計な動きを減らす」方向で作られています。
【本題】アマチュアはどこを真似るべきか
「右手首の背屈を保つ」は、インパクトで手首がほどけてフリップする人に効く意識です。深い捻転は柔軟性が前提なので無理は禁物。前傾をキープしたまま回る感覚は、ホブランの連続写真を見ながらの素振りで身につきます。
GolfCounterの実データ
平均121.9
GolfCounterに記録されたアマチュアの平均スコアは121.9(5,979ラウンド)。 このスコア帯で最も効くのは、飛距離アップではなく「曲がらない」「ミスの幅を小さくする」こと。ビクトル・ホブランドのスイングが教えてくれるのは、まさにそこです。
① フェースを開かないバックスイングを試す
ハーフウェイバックでフェースがややシャット(下向き)になっているか、スマホで撮って確認。開いていたら、手首を使わず体の回転だけで上げる意識に変えます。
② その場で回る
左右にスウェイしないよう、頭の位置を変えずに回転。ボールとの距離が一定になり、ミート率が上がります。
③ 振り切れるシャフトを選ぶ
トッププロでも軽量シャフトで戦っています。重く硬いシャフトで振り遅れているなら、軽くする方が方向性も飛距離も安定します。
ビクトル・ホブランドのスイング・パターに関するよくある質問
ホブランのスイングの特徴は?
背中が飛球線を向くほど深い捻転と、右手首の背屈を維持したインパクト。前傾を保ったまま回るため入射角が安定します。
ホブランの飛距離は?
2026年のドライビングディスタンスは306ヤード(82位)。飛距離よりパット(12位)とバーディ率(9位)で稼ぐタイプです。
ホブランのクラブは?
詳しいセッティングはクラブセッティングのページにまとめています。