軸がブレない— 安田祐香の「右ヒジ」と「体幹」で押し込むスイング
安田のスイングは派手さより「ブレなさ」で語られます。軸が動かず、インパクトでボールを押し込める体幹の強さ、右ヒジの使い方で安定する軌道。2026年の記録的な優勝も、スイングを変えたのではなく「振り抜く方向」と「距離感」という2つの課題に絞って仕上げた結果でした。
2026-09-28更新 / 5,979ラウンド分析
安田祐香のスイング 4つの特徴
2右ヒジで軌道を作る
右ヒジの位置と動きで軌道を安定させ、ショットのばらつきを抑えています。パーオン率71.0%(ツアー9位)はこの安定感の数字です。
3ドライバーは「拳2個分左に振り抜く」
右に抜けていた課題に対し、コーチの大西翔太と決めた対策は振り抜く方向の修正だけ。フォームをいじらず、出口を変えて球筋を直しています。
※ スイングの分析は、ツアー中継・主要ゴルフメディアのレッスン解説で共通して指摘されている特徴を整理したものです。
スイングとクラブセッティングはつながっている
安田祐香のスイングの思想は「再現性」です。その思想はクラブにも表れています。 ドライバーはスリクソン ZX5 Mk IIにATTAS KING(50g台・S)。 安田の哲学は「難しいクラブは選ばない」。先がしなるシャフトで自然にドローを打つなど、スイングを道具で助けてもらう考え方です。アマチュアも、苦手をスイングだけで直そうとせず、道具でカバーする発想を持つと楽になります。
パターはスリクソン トリプルトラック TEN プロト。直進安定性の高い大型マレットで、ストロークもスイングと同じく「余計な動きを減らす」方向で作られています。
【本題】アマチュアはどこを真似るべきか
今日から真似できるのは「クロスハンド素振り」。左手首が折れる癖が抜け、ストロークが安定します。スイングは、形を直すより「どこに振り抜くか」「何ヤード打つか」に意識を置く安田の取り組み方そのものが、ラウンド中のアマチュアに向いています。
GolfCounterの実データ
平均121.9
GolfCounterに記録されたアマチュアの平均スコアは121.9(5,979ラウンド)。 このスコア帯で最も効くのは、飛距離アップではなく「曲がらない」「ミスの幅を小さくする」こと。安田祐香のスイングが教えてくれるのは、まさにそこです。
① フェースを開かないバックスイングを試す
ハーフウェイバックでフェースがややシャット(下向き)になっているか、スマホで撮って確認。開いていたら、手首を使わず体の回転だけで上げる意識に変えます。
② その場で回る
左右にスウェイしないよう、頭の位置を変えずに回転。ボールとの距離が一定になり、ミート率が上がります。
③ 振り切れるシャフトを選ぶ
トッププロでも軽量シャフトで戦っています。重く硬いシャフトで振り遅れているなら、軽くする方が方向性も飛距離も安定します。
安田祐香のスイング・パターに関するよくある質問
安田祐香のパットの練習法は?
素振りをクロスハンド(左手が下)で行い、打つときは順手に持ち替えます。インパクト前後で左手首が折れないようにするためです。
安田祐香の飛距離は?
2026年のドライビングディスタンスは241ヤード(34位)。飛距離型ではなく、パーオン率と距離感でスコアを作るタイプです。